【超短編小説】「新しい人生」

「永遠の愛を誓いますか?」神父が尋ねる。「誓います」新郎新婦が声を揃えて答える。「では、誓いの交代を」神父が言う。新郎新婦の背中のファスナーが、内側から開かれ、中からどろどろしたものが出てくる。そして、新郎の中にいたものは新婦の中へ、新婦の中にいたものは新郎の中へ入り、内側からファスナーが閉められる。これから二人の、新しい人生が始まる。

何も起こらない世界

 少女は病弱でした。  一日中をベッドの上にいて、窓から外を眺めて過ごしていました。    しかし、少女は幸せでした。  少女の世話は、使用人たちがしてくれます。  少女の将来は、未だ写真を見たことのない婚約者と歩くことが決まっています。    窓の外で元気に飛ぶ鳥を見ながら、少女は今日も笑っています。   「世界は、なんて平和なんだろう」        扉の外。  使用人たちはどたばたと走り回ります。  執事服もメイド服も脱ぎ捨てて、機械の体をあらわにします。  手に持っている洗濯物は、洗濯用ロボットの中に入れ、すすぎも乾燥もすべてお任せ。    使用人たちの役目は、戦うこと。  亡き主の娘に、最後まで世界の現状を隠し続けること。  窓から見える映像など、コンピュータの力を使えばいくらでも偽装できます。   「報告。侵入者、全員排除しました」   「了解。婚約者の件は?」   「心身の健康を調査中。最も具合が良いものを、婚約者とする予定」   「了解。記憶を書き換える装置の開発は完了済み。いつでも実行可能」        巨大な城は、歩く。  四本足で、歩く。  敵対するアンドロイドから逃げるため。  少女が生きるために必要な資源を奪うため。    少女に衰弱させる薬を飲ませ、健康と歩行を奪っていることに、使用人たちは多少の罪悪感を感じてはいた。  しかし、それが最善だと計算結果ではじき出した。  もう止まることはない。   「人食い城だ! 全員、戦闘準備!」    巨大な城は、歩く。  銃や大砲を向けられようとも。  何を蹂躙しようとも。    例え世界が滅んだとしても構わない。  少女が幸せであれば、それで。   「撃てー!」    巨大な城は、揺れた。       「あら、地震?」    使用人たちは、大急ぎで少女の部屋に駆け付ける。   「地震です! お嬢様、お怪我は?」   「大丈夫よ。心配性ね。ただの小さな地震じゃない」    少女の部屋のシャンデリアは、きいきいと揺れていて、すぐにとまった。  使用人たちは部屋を見渡した後、倒れていた一つのぬいぐるみを起こした。

公園で飯を食うおじさん

「変なの」    公園のベンチに座ったおっさんが、コンビニ弁当を食っていた。  なんて寂しい光景なんだろう。    聞かれてもいないのに、おっさんの生活が思い浮かんでしまう。  趣味らしい趣味がなく、家には居場所がなく、毎月の小遣いは雀の涙。  息苦しい家から脱走して、だけど贅沢もできないので、最後の贅沢として選んだのが外で食べるコンビニ弁当。  家よりは広いし、春ならば温度も過ごせる程度。   「あんな大人にはなりたくないな」    妄想したおっさんを俺は軽蔑の目でチラ見して、自宅へと向かった。  宿題があるんだ。        それから十年。  俺は、公園でコンビニ弁当を食べている。    趣味らしい趣味がないわけではないが、なんとなく気分が乗らない。  家に居場所がないどころか、一人暮らしの家には居場所しかない。  小遣いは給料全て。税金を差し引いても大量に余る。    にもかかわらず、公園でコンビニ弁当だ。   「うま」    子供時代の俺は、今の俺を寂しい大人と跳んだ。  しかし、自分が大人になってみると、寂しい大人なんて感性が消え失せていて、代わりに自宅以外でも飯を食える自由が掌の中にあった。   「外で飲むビール、最高」    口の中の炭酸が、俺の感情を喉に流し込んでいった。

ポカポカノコロ

まだかなあ? サムサムノコロがささやいた どうだろう? シロノワタワタがささやいた そろそろじゃないの? ポカポカノコロがささやいた ゆっくりでいいんじゃないかしら しばらくはねえ そうそう、そおんな感じでいいのよ ダメなんてことはないですからね 何かのきっかけで 何かの拍子に そのくらいでいいんですから そりゃあ、ちょっと 心配もあるでしょうけど 無意識に気持ちがはやってしまうわね そわそわ? せかせか? 何かしないとなあ 軽く落ちつかない感じ? なんでしょうねえ ポカポカノコロがやって来るんですから そりゃあそうですねえ でも、あんまり ココロが急いでしまわないようにしないとねえ 起きたら何をするのかしら? 起きたら何をしようかしら? そろそろかなあ? サムサムノコロがささやいた そろそろよね? シロノワタワタがささやいた そろそろ出番かな? ポカポカノコロがささやいた だんだんとポカポカノコロらしくなっていきます とってもうれしく思います けれど、うれしく思っているだけではいけません おウチのこと、そのほかのことも いろいろやっていかないといけません 軽く、水分をとってね 食料の確認もして たなの整理もして いえいえ、整理をするほど ものはなかったわねえ クルクルミルクパン ドドドングリリパン モーモウのチイヅ アカシロクロツメクサのミツのびん詰 キミドリオレンヂからつくった飲みもの それくらいあれば 当面のあいだは大丈夫かしら 寝る前につくっておいてよかったわ 集めておいてよかったわ お台所の片付けもしたいわねえ お庭は… うーん… それは、まだ先でいいかしら あとは、何を… 気持ちがはやってしまうわねえ あせってしまうわねえ でもでも、あんまり ココロが急いでしまわないようにしなくっちゃ

花見花無

 枯れ木の下に、レジャーシートが一つ。  レジャーシートの上に、少年と少女が二人。  紙コップに入れたオレンジジュースで乾杯し、枝の隙間から空を見上げる。   「質問です」   「どうぞ」   「どうして私たちは、桜の咲いていない木の下にいるのでしょうか?」   「よくぞ聞いてくれました。正解は、まさか枯れ木だとは思わなかったからです」    通りすがりの人たちが、何をやっているんだと視線を向ける。  開花した木の下であったならば、木の下にいる人を何とも思わないだろう。  しかし、枯れ木の下にいる理由はわからない。   「隣の木には、桜が咲いています」   「咲いていますね」   「どうして、昨日の場所取りで、隣をとらなかったのでしょうか?」   「隣どころか、周辺は全てとられていて、この木だけが空いていたのです」   「開いてる理由は考えなったのですか?」   「穴場だと思いました」   「桜も咲いてないのに?」   「一晩経てば、咲くのかと思ってました」    馬鹿だと思ってはいたがここまで馬鹿だったかと、女は額に手を当てた。  花が咲くは、一日にしてならず。  そんな基本も知らない男に、呆れを通り越して同情さえ沸いてきた。   「まあ、いいじゃないか。ここはここで、綺麗だよ」    男は気にせず、オレンジジュースを飲む。  見上げた先には、枝と空。  枝の周りにピンクは咲かず、代わりに空色が咲いていた。    女は大きなため息をついた後、男と同じ方向に視線をやった。  視線の先には、奇麗な青空が広がっていた。   「これは、苦労しますなあ。私が」   「何か言った?」   「何でもない」    羨ましいところは、目の前を楽しむことができるところ。  男の人生に失敗はなく、周囲が勝手に失敗と呼んだ事象が連なっていただけ。  それが、女にとって無性に眩しく、隣で同じ景色を見ていたいと思った理由でもあった。    そよそよ、風が通り過ぎる。  遠くから聞こえるひそひそ声に負けない様に、女はとくとくオレンジジュースを紙コップに注いだ。    陰口を叩く暇人より、安いオレンジジュースを思いっきり美味しそうに飲む人の方が、今が楽しいに決まっているから。

How do I get to work all the way to Hanover right now I’m right here by bomb

Aggregate the back row have a brother have a DVD Darrell Cabo by the way happy birthday very dead where is dead River day will go to wherever that we did have a good cup of butter caramel very happy birthday ribbon right I will ever ever did with it reverted with that I have a broken camera with the big deck raw bar I could wear it that’s why we did that I have a big group have a bit of a dead squirrel out of the ditch early Mavado webinar by that ever cook have a bit of a big debacle to cover but wherever that we didn’t really bad that I have a big group have a bit of a very good worker but by then we will never be that we did have a crew capable weatherhead battery dead I have an additional visit my dad for that I have a crew cab a burger but that will be there very busy with that we did with it whatever but that I have a crew cab will be there every day you ever go look at the battery dead really dead we’re dead I have a blue could’ve ever want to make her cry bad we didn’t meet my dad at the lacuna Kava Bar birthday party how do I get very happy to bring him down we have a battle we have a greed has been out of the house every day to Albuquerque but we did we did we did we did have a kookaburra very big deadwood have a bit of a dead baby did with that I will deathly be there today without it we did with it that way that way we did have a good group of a blue cover without a debit every day to the day to have a debit out of a ditch with her without a ditch Bible with David – favorite whatever that we did have a kookaburra by better go bad we didn’t go to wherever Delaware evidential back go to Girdwood with WWE did you ever have a devil devil ever did have a crew cab available whether they’re coming or are you done with everything that you’ve ever would’ve done with that with that amicable with available dates rather than that we did Emma go to bed with her dad at the Burger Burger Delica better than able to grab a bite with Deborah Deborah weather

【超短編小説】「雨の日が好きだった」

 雨の日が好きだった。雨が降ると、俺が収監されていた独房の壁に、雨水の関係だろう、シミが浮き出てきたのだが、それが女の形をしていたからだ。俺は雨の日が、だから、好きだった。初めはぼんやりとそのシミを眺めていたが、だんだんとそのシミに俺は恋愛感情を抱くようになっていった。俺は、雨の日は、食事と運動と刑務作業以外の時間、そのシミに色んなことを話しかけた。なぜ俺がここにいるのか、いつ俺はここから出られるのか、そしてなぜ俺はお前が好きなのか。シミは、ただ黙ってそれを聞いてくれた。ある大雨の日、俺はついに、シミにプロポーズした。「俺と一緒になってくれ」するとシミの、目の辺りに、水滴が浮かび出て、つーっと壁を這って垂れた。俺はシミが泣いているのだと思った。しかし俺はその涙をどう解釈すればいいかわからなかった。翌日は快晴だった。シミは消えていた。そして、それから俺が処刑される日まで、一日も、雨は降らなかった。

【超短編小説】「起きたら、指が」

 その朝は、起きたら、指が十一本だった。だから、ピアノを弾いて過ごした。次の朝、起きたら、指が一本だった。だから、涙を拭って過ごした。

DX化最大の壁 お金

 うちの出張システムは、糞だ。  とにかく入力項目が多すぎる。  そのせいで、初めて使う人は混乱するし、慣れた人でも入力ミスが多発する。  おまけに、入力ミスしたら後日差し戻され、最初からやり直しのおまけつき。   「くそっ! 出張するだけで、なんでこんなに時間をとられなきゃなんねえんだよ!」    そんな社員たちの不満が、ついにお上に届いた。   「弊社に、出張システム入力補助システムを導入する」    試しに使ってみたら、あらびっくり。  入力に必要なのは、場所と社員情報だけ。  出張費も出張時間も、勝手に計算してくれる。  余りにも便利。  素晴らしく便利。  パソコン様が輝いて見えた。    ハゲ頭の上司を見ると、後光がさしていた。   「これで、ずいぶん楽になるだろ」   「はい!」    社員たちの声が揃った。  心が揃った。  感動する社員たちを見ながら、上司は笑顔で言った。   「その代わり、予算の都合で導入はパソコン一台だけだ。皆で、譲り合って使ってくれ」   「え?」    直後、再び社員たちの声が揃った。  心が揃った。    社員全員の出張を、一台で?             「おい! 出張システムへの入力終わってるぞ! 早く閉じてくれ!」   「頼む、順番譲ってくれ! そろそろ出ないと駄目なんだ!」   「あああああああ! パソコン固まったあああああああああ!!」    その後、一か月間の阿鼻叫喚を経て、出張システム入力補助システムは効果が薄いという評価を受けて撤去された。   「いいシステムだと思ったんだがなあ」    上司はハゲ頭を磨きながら、溜息をついていた。    俺は今日も、死んだ目で出張システムに膨大な項目を入力している。

愛するよりも、愛されたいから

高校時代の放課後のこと。 早く家に帰ってゴロゴロしたいという理由のみで帰宅部を選択していた私はその日、教科書とノートをカバンに詰めてすぐに教室を出た。私のクラスは下の階に続く階段から一番遠い位置にあった為、移動が地味に疲れる。どうせ誰も見ちゃいないだろうと思い、私は階段まで廊下をダッシュすることにした。 かつて祖母に「アンタって田舎娘みたいな走り方するなぁ」と言われたフォームでダダダと走り続け、あと少しで階段という所で事件は起きた。 「なんで私は愛されないんだァァァ!!」 階段を通り越した先の方の教室からこんな絶叫が聞こえてきた。声のデカさと内容のクセの強さに思わず足を止める。なんだ、今のは。私は階段を降りるのを保留し、声が聞こえた教室の方へ向かった。 ドアの影に身を隠して教室の中を覗くと、教室の真ん中に一人の女子生徒がいた。顔も名前も知らなかったが、机に乗っかって天井を仰いでいる状態の方がインパクトが強くてそれどころでは無い。彼女は私が隠れて見ていることにも気付かすそのまま叫び続ける。 「もっと!もっと!私を愛せよォォォォオ!!!!!」 「グッフ…!」 慌てて手で口を押さえた。ヤバい、腹がよじれる。そんなセリフドラマでもそうそう聞かないだろ。何とか笑いを堪えていると教室の前の扉が開く音がした。誰かが教室に入っていく足音がする。肩で呼吸しながら覗き込むと、掃除のおばさんと女子生徒が向かい合っていた。 おい、私が笑いを堪えている合間に何があったんだよ。なんで向かい合ってんだよ。手で口を覆いながらそのまま見ていると、おばさんが女子生徒を真っ直ぐ見て言った。 「私はあんたのこと、結構好きだよ」 その一言を聞いた瞬間私は思い切り来た道を戻り、階段を駆け下りて駐輪場まで走った。その間私は今まで溜め込んでいた笑いを爆発させるようにずーっと爆笑していた。上がりっぱなしの口角が下がってくれない。 結構好きだよ、好きだよて、アオハルかよ、しかも言ってくれた相手が掃除のおばちゃんて、ダメだ本当に面白い。完全にドツボにハマってしまい、しばらく自転車を取り出せずにいた。 まぁでも、結構好きと言ってもらえて彼女も本望だろう。この世界に自分を愛してくれる人間が少なくとも確定で一人はいることを確認できたのだから。 未だに笑いが治まらないまま、私は自転車を漕いで帰路についた。

私という需要

2月より追加する仕事を探していました。 私が以前入院中のことです。 部屋を毎朝お掃除して下さる担当の方が 私の容体をいつも気にして頂いていたのですが 私はそのお掃除している少しの間に交わさせて頂く会話がいつも楽しみでした。 時がコロナ禍全盛で身内さえ病室に入って来れず、楽しみはそんな理由もあったのです。 そのお掃除担当の方がこう仰られました。 「私という人間にまだ需要があるうちは、目一杯働かせて頂こうと思っているんです」 お歳はお聞きしませんでしたが、私より遥かに歳上の方であるのは分かりました。 その方は、この病院の掃除が終わったら、夕方より三時間の別仕事があるとのこと。 お聞きした時は大変だな、と思うよりお元気に働けて何より…そう思ったのです。 特に健康の大切さを痛感していた時でしたので、自由に働ける事を羨ましく思ったのでしょう。 その時に仰った【需要】という言葉。 私自身にそれがあるのかどうか。 その時の私は世に出て活動していなく、でも世の中は回っているのですから 実際需要が無い、そう考えることも出来ます。 でもあぁそうですか、と済ます事は出来なくて、私自身が生きる活動、 つまり生活が出来無い訳ですからそれは困ってしまいます。 という事は何としても私という人間は世に切り込んで行かないといけません。 自分自身で自分という人間の需要を作らないといけないのです。 その活動を先月より行なっていたという訳なのです。 活動当初にある求人を見つけたのですが、掲載期間の関係か求人が埋まったのか、 すぐに閉じてしまったものがあったのです。 求人欄にその募集が無くなっても、私は何か惹かれる思いがありました。 私は自分自身の事を勝手にラッキーな奴と思っています。 ここぞというところで妙なツキを見せる時がある。 『またあの募集が復活するのではないか』 そんな何の根拠も無い事を考えていたのです。 あの惹かれた募集に似せたような募集に応募するも、ただ似せただけですから 上手くはいきません。 求人募集はある程度自分のキーワードを希望としたとしても 溢れるほどの数がありますが、自分が働きたいとなると、かなり限られて来ます。 面接にお伺いしてもマイナスイメージな事が頭の中を占領し ここで働かせて頂きたいとはなりませんでした。 急がなくてはならないのに、もう探す気力が薄れて来たかと思ったその頃のことです。 求人アプリの募集に見た事がある画像が出ていました。 そう、以前逃したあの求人が復活しているのでした。 勿論、即刻に面接を申し込み、面接日と時間も決まりました。 人によれば、そんな求人を繰り返す先は何かある、そう思うかも知れません。 私はまず行って見て判断させて戴こうと思いました。 また違う人から見ると、そんな清掃の仕事なんて…と敬遠されるかも知れません。 しかし私はそれが大チャンスだと思っているんです。 とりあえず清掃仕事と考えている人、こんな仕事しか無いから清掃仕事と捉えている中で 今の私が働かせて頂いたなら、普通に仕事をしても物凄く前向きな者が来たとなります。 つまり雇う側の求める人材、需要となる訳です。 この募集先は〈とりあえず〉と〈こんな仕事〉の人が来ていたのではないかと 勝手に予想しました。 面接当日。 面接官の方(オーナー)と歩きながらの会話と立ち話が面接となり 僅か三分程の会話で採用される事となりました。 帰り際、オーナーが言われたのは、 「何でウチに来たのかな?」 『私の希望がこちらの条件と全て一致していましたので応募させて頂きました』 そうお答えするとオーナーは少し笑っておられました。 完全に一致というのはそうあるものではないと思います。 もし採用されないとなれば、オーナーの足を掴んででも 『何とかお願いします』とお願いするつもりで面接に向かいました。 必ず掴み取るぐらいの気持ちで向かったのです。 それはここには自分にとって何かあると思った予感からです。 たとえその予感がハズレだとしても、予感がして動いた訳ですから 最低限私は何かを学べたという事になります、失敗とはなりません。 私の所属は、経験は糧となる派。 仕事にワクワクするという、知っていながらも何か久しい感覚が妙に嬉しく思いました。 もう既に仕事初日は完了。 思った通りの仕事内容でした。 それにプラスして私の究極な希望であった、 裸足で仕事をする清掃だったという超おまけ付きでした。 これは無いかもなの裸足はココにありました。 これからの季節、特に裸足は格別。 職場の先輩方もとても良い方ばかりです。 あとは私がしっかり頑張るだけとなっているのです。

灰色の春

肌寒い朝には、まだまだコートが必要で。私には勿体ないくらい綺麗な季節には、灰色のコートがいいバランス。 風が柔らかい。 夏は何色になるだろう。

青春チケット

 ゲーセン、カラオケ、スタバ。  糞リア充のたまり場なんて、嫌いで嫌いで仕方なかった。  あいつらがダサいと言い張って、つーか心の底からダサいと思っていて。    大人になった時、ようやく羨ましいと思った。    感謝すべきは、資本主義社会。  俺は、金で青春を買った。   「よーう」   「やほー」    青春チケット。  一枚で月の食費が消えるが、代わりに半日、俺にリア充の友達ができる。   「どこいくー?」   「とりまスタバ」    俺が口を挟むまでもなく、次の予定が決まっていく。  俺が悩んでいる一秒間で、行き当たりばったりな道先ができていく。   「つか、明日の授業だるくね?」   「それな。どうせ教科書棒読みされるだけだし」   「サボってマックでもいかね?」   「スタバマック連チャンとかマジウケる」    空っぽな会話。  無益な会話。  時々振られてくる話に、俺は頭を縦に振るしかできない。   「飲んだー! んじゃ、ボウリング行くか」   「んねー」    だが、俺は確かに、羨ましがった青春の中にいた。   『本サービスは、あなたを青春の中に無理やり連れて行きます。そのため、スタッフは貴方の意思を確認せず行動することがあります。ご了承ください」    見知らぬ青春の中に。       「あざーしたー」   「したー」    サービス終了の時間。  繰り返される移動と次から次へと変わる話題に、疲れ果てた俺がいた。  身体の疲労と精神の充足。    去っていくスタッフの背中に向かって、深々とお辞儀した。    その後、スッカスカの財布を埋めるためにATMへ向かい、金を下ろした。  電車の席に座り、何の気なしにスマホを見る。   『青春チケット買うやつって、なんでくたびれたおっさんばっかなの?』    SNSのトレンドに上がっていた投稿が、自分のことじゃないかと冷や冷やし、俺は電車の窓に映る自分の顔を見た。  ほうれい線は、まだない。

sound10 しとしと

──しとしと、しとり。 遠くで聴こえる慎ましやかな雨音。恥じらいさえも感じる降り方に、何だか此方まで照れてしまう。擬似的な恋模様の色をした雨を掻き消すように、浴室の扉を閉めてシャワーのハンドルを動かす。刺すように冷えた水が徐々に穏やかな湯へと変わる様は、酷く都合の良い関係を思わせるから、苦手だ。 シャワーヘッドから弾け飛び漸く世界に解き放たれたと思ったら、抗う間も無く人間の身体を刹那的に滑り落ちる。そうして真っ直ぐに行き着く先は排水口。そんな水達の姿に思わず、眼から零れた憐憫。しかし表情の無い彼等自身はそれすらも奪い、昏い穴の中へと消えて行った。

シガツツイタチ

四月一日についた嘘は 一年間叶わなくなるんだって。 去年の 四月一日の 午前中に おねえちゃんが言ってた。

フーと、リー

落ち葉のフーとリーは、風に乗ってどちらが高く舞い上がれるかを競い合っていた。リーは虫食い穴のせいで風に乗れずに、いつもフーに負けていた。だが今度の風に、リーはうまく乗った。「勝った勝った!」フーを見下ろし、落ちてくるリーを、通りすがりのカラスが咥えて、そのまま飛び去って行った。

積みあげすぎては崩れゆく

 幼い頃、十円玉を積み上げたことがある。  親から十円玉を借りれる限り借りて、それでも立ちなかったから買い物帰りの親に何度も十円玉を要求して。  銅色に輝くタワーが、毎日少しずつ長くなっていくのを見ているのが、楽しくて仕方なかった。    しかし、限界は訪れた。  何度置こうとしてもタワーが崩れる一枚がやってきて、泣く泣く自分の手でタワーを崩すことで、全てを終わらせた。    私は学んだ。  高ければ高いほど良いのではない。  適当な高さで、積みあげるのを止めることが良いのだと。    大人になって、積みあげる物が変わっても、私の考えは変わらない。   「ここまでかなあ」    ベッドで寝息を立てる彼氏を見て、私はため息を零す。    理想の彼氏だった。  私のために何でもやってくれる彼氏だった。  過ごせば過ごすほど好きになっていく彼氏だった。    でも、恋人としての好きを積み上げようとするだけで、結婚という次を積み上げようとしてはくれなかった。  口先だけの妄想話。  ぐらぐら崩れそうな恋人としての好きを見て、私はこのタワーから逃げることを決意した。    きっと、この先にあるのは崩壊だから。  あの日と同じように、自分の手で全てを終わらせるのだ。

昭和の匂い

 生まれたのは平成。  昭和は、足を一歩踏み入れることなく、過去になっていた。    木造の学校。  銭という単位。  アナログなゲーム。  全部全部、知らない歴史。   「でもなんでだろう。懐かしく感じるのは」    そんな教科書にしかない世界に、故郷のような懐かしさを感じる理由が分からず、ぼくは空を見上げた。  人工的な夕焼けが、心の奥底にある何かを震わせた。

【超短編小説】「時間が解決してくれる」

 愛用の腕時計の時刻が狂ってしまう。何度直しても狂ってしまう。  よく観察していると、長針と短針が重なる時刻になると、長針から逃れるように、短針がつっと先に動く。そのせいで正しい時刻にならない。  原因がわからない。時計屋に持っていくと、店主が、 「痴話喧嘩ですな」  と言った。 「長針と短針が痴話喧嘩しとるんです」 「どうすればいいでしょう?」 「時間が解決してくれるのを待つしかありませんな」  そのアドバイスに従って、数日間放っておいた。  その後、腕時計を見ると、やっぱり時刻が狂っている。  ため息をつきながら見ていると、様子が違っていることに気づいた。  長針と短針がきちんと重なるようになっていたのだが、その重なっている時間が長い。やたら長いのだ。  仲直りしたらしい。時刻は相変わらず狂ったままだが、ほっとした。そのままにしておくことにした。  やがてある日、秒針が生まれた。

ありがとう

とても長い夢を見た ピピピピピピ…ピピピピピピ…ピ… 忙しなく鳴る目覚ましを止め、起き上がる 「ご飯できたわよぉ〜」 台所がある部屋から妻の声が聞こえた 「ぉ〜う…今行くわぁ〜…あー、眠い」 豆腐とわかめの味噌汁、ほうれん草のおひたし、焼きじゃけに大根おろし、それと白米 「はい、召し上がれ」 と、お茶が出てきた 「今日もありがとう、いただきます」 いつもと変わらぬ朝 この朝食のおかげで僕は仕事に精が出る 「今日は少し遅くなるかもしれない、夕飯はラップにでも包んでおいてくれ」 「分かったわ、今日も頑張ってね」 妻が明るく玄関まで見送り、僕はゴミ出しと仕事に向かう 「今日も頑張るか」 いつもと変わらない、けどそれがありがたい日常 「明日はここに行きましょう?」 「ここでこれを食べたいね」 休日も充実していた 「おじいちゃん!おばあちゃん!遊びに来たよ!!」 「お邪魔しまーす」 遠いのに孫達も遊びに来てくれる 「お父さん、体気を付けてね」 「親父、今度釣りに行かね?」 娘や息子も大人になっても可愛いもんだ 「僕は幸せもんだな」 「あら、私も同じくらい幸せですよ」 机で向かい合わせの妻が言う 「……けど、そろそろ目を覚まさないとね、あなた…」 「………え?何言ってるんだ?」 妻は優しく微笑みかけた 途端、自分の視界が暗転した ピ………ピ………ピ………… 「………………ここは………?」 目を開けると白い部屋 「お父さん!!!良かった!目が覚めて…!」 「親父、心配…させんな…」 「おじいちゃんだいじょうぶ?」 「おじいちゃん無事で良かった…」 娘達と孫達が寝ている僕を取り囲んでいた 段々意識がハッキリしてきた、そうかここは病院か…一体何が 「お父さんが家で倒れてるの見つけて、1週間経ったのよ」 「そうか…………そういえば………妻は?」 シンッと静まる室内 「…?どうした?」 「お父さん…お母さんはもう数年前に亡くなってるわよ…」 …じゃあ今までのは夢だったのか…そうか…いないのか…… 「あぁ………そうだったな、すまん…しばらく一人にしてくれないか?」 不安そうな顔をして娘達が部屋を出る 「………………お前が起こしてくれたんだな………ありがとう…………」 ─────ふふ、どういたしまして 「え」 顔を上げるとそこには妻がいた 「……また、会えたな」 ─────貴方があんまりにもお寝坊さんなもんで 「はは…ごめんよ……」 ─────そろそろいかなきゃ… 「…もう、いってしまうのか………ありがとう、僕がそっちに行く頃にまた、迎えに来てくれないか?」 ─────もう、縁起でもないことを………分かりましたよ そう言って妻はスッと目の前から消えていなくなった 「いい夢をみたものだな…」 また、お前に会える日を待っている

またそうやって

「またそうやって…」 僕がお母さんに反抗した時はこの言葉が返ってくる。 だって欲しいおもちゃ買ってもらえなかったんだもん! 「またそうやって…とりあえずこの色で我慢しなさい」 だって欲しい色のランドセル買ってもらえなかったんだもん。 「またそうやって…ちょっと長すぎるんじゃない?」 だって身長伸びるから中学の制服の裾は長い方が良いでしょ。 「またそうやって…もう身長伸びない?男の子は高校で一気に伸びるから長くていいの!」 いや、もう身長170あるよ? 「またそうやって…お金のことは心配しなくていいから!はい、勉強した〜」 だって父さんが亡くなって母さん無理してる。 僕は大学行かずに働くって言ったのに… 「またそうやって…お金のことはいーからいーから!試着しておいで」 スーツって高いじゃん…バイト代で自分で買うのに。 「またそうやって…ほら、ロウソク消して?」 もう僕成人だよ…誕生日ケーキは恥ずかしい。 歌まで歌っちゃってさ。ほら、隣にいる彼女も笑ってるよ。 「またそうやって…母さん、あんまり甘やかすとワガママな子に育っちゃうよ」 娘はいつも母さんにおもちゃをねだってる。 「前から思ってたんだけど、またそうやってって口癖だよね?」 僕のお嫁さんが面白そうに僕に尋ねる。 「うん。いつの間にか僕の番になっちゃった」 僕は娘と母さんが楽しそうに遊んでる姿を見ながら答える。

sound9 ぽとりぽとり

ぱちり、軽やかに開く瞼。覚醒の勢いに任せて身を起こし、柔らかな温もりから抜け出す。ぺたり、ぺたり。冷えた床が素足に張り付き、無邪気に戯れる感触が心地良い。 リビングの壁に掛かる、午前七時を指す円盤。今日も規則正しい生活を送る秒針の息遣いを背に、足許から光を逃すカーテンを静かに開いた。 きらり、きらり。硝子越しに雪崩込む、爽やかな朝の光。窓を開けば、途端に世界の匂いが嗅覚を撫ぜる。するり、滑り込む微風は、踊る様に部屋を循環し、眠っていた部屋を優しく起こす。 ──ぽとり、──ぽとり。 ベランダの手摺りに仲良くぶら下がる雨粒が、一つ、また一つと楽しげに落ちて行く。雨を着飾る世界は、いつにもまして綺麗に輝いている。

柔らかい道

 柔らかい道がありました。  柔らかい道は欲望の道とも呼ばれ、欲望の多い人を飲み込みます。   「えっほ。えっほ」    一人の少年が走ります。  少年が持つのは、心の中にあるたくさんの夢です。  柔らかい道には少年の足跡が残りました。   「えっほ。えっほ」    一人の壮年が走ります。  壮年が持つのは、体にはりついた脂肪です。  柔らかい道は壮年の重さに耐えきれず、沼のように壮年を飲み込みました。   「えっほ。えっほ」    一人の青年が走ります。  青年が持つのは、たくさんの宝石です。  柔らかい道は青年の重さに耐えきれず、沼のように青年を飲み込み始めます。    焦った青年は、手に抱える宝石を投げ始めます。  一つ。また一つ。  安い宝石から次々と。  しかし、間に合いませんでした。  青年は宝石を抱えたまま、沼の中へと沈みました。    今、柔らかい道の周囲には、宝石がばら撒かれています。  宝石を手にした者は、もれなく柔らかい道に沈み始め、慌てて宝石から手を離し難を逃れています。    それでも、宝石に手を伸ばす人は後を絶ちません。    沈むかもしれないと分かっていながら、奇跡というまやかしにかけて、手を伸ばさざるを得ないのです。

ストッパーらだいす

「今日こそ、あいつの家を突き止めてやる!」 “あいつ”とは、元カノのことだ。 ──3ヶ月前、一方的に別れを切り出された。 浮気をしてたわけでも、束縛していたわけでもなく……心当たりは一切ない。 “悪いとこがあるなら直す” と、言った俺に彼女は “悪いとこはないの。私の気持ちの問題” と、言った。 つまり、それは……新しい男が出来た事を示唆──? なら、どんな男か知りたい。 俺より劣ってる奴だとしたら、納得いかないだろ? そんな思いから、今日もバイト帰りの彼女の後をつける。 付き合ったのは8ヶ月。 デートはいつも外で。 俺達は互いの家に行ったことがなかった。 今思えば、遊ばれてただけなのかもしれない。 「あのぅ……」 「話しかけんな! 俺は今、忙しいんだ!」 そう、俺はいつもこれで失敗していた。 話し掛けられ、足を止め彼女を見失う……それの繰り返し。 道を聞かれたり、転倒したお年寄りに駆け寄ったり、時には迷子に遭遇したり…… だが、今日の俺は違う! 今日はもう全部無視すると決めていた。 それなのに── 「これ、落としませんでしたか?」 それは、彼女からもらったプレゼントのキーホルダーだった。 「あ。ありがとうございます」 俺は深々とお辞儀をして、キーホルダーを受け取った。 お世辞でも可愛いとは言えないキーホルダー。 “貴方に似てるって思って” 彼女からの初めてのプレゼント。 嬉しかった僕は、お礼を倍返しした。 戸惑いながらも彼女は受け取ってくれたっけ。 キーホルダー1つにも思い入れは生まれて、思い出が積み重なっていくもんなんだ。 二人で出掛ける時、このキーホルダーはいつも一緒だった。 そして、言うまでもなく彼女を見失った。 「……ま、いっか」 キーホルダーを見つめると、また思い出が蘇ってきた。 ──数日後。 彼女を待っていると、肩をトントンと叩かれた。 「だーかーら! 俺は今、忙し──…………えぇえ!?」 振り向くと、俺を先頭に長蛇の列が出来ていた。 よく見ると、見覚えのある顔が並んでいた。 先頭は転倒して、背負って病院に駆け込んだ老人。 彼は息子と思われる人と一緒だった。 次は財布を落として、ひたすら追いかけて届けた女性。 迷子だった男の子と、その母親。 それから…… 全て、何かしら俺が関わった人達だった。 「……俺に何か用──」 「あん時はありがとなぁ」 「ストーカーかと思って、戸惑ってお礼も言えなくて……あの時はありがとうございました」 「おじちゃん、ありがと!」 「こら、お兄ちゃんでしょ!」 何人いたかなんて分からないけど、行列はお礼の一言と共に散り散りに。 涙を拭いながら、帰路に着いた。 ──翌日。 気を取り直して、元カノを待ち伏せる。 今日で全てを終わらせようと、職場から出てきた彼女に直ぐ声を掛けた。 「……久しぶり」 声を掛けると気まずそうに彼女は笑った。 「少し、話そう」 そう言って、俺達は人気のない公園に移動した。 「一方的なサヨナラは……ないよな」 「それはごめんって」 「お前だけ、言いたいこと言ってさ」 自然と涙が零れてくる。 走馬灯のように楽しかった日々が駆け巡る。 「……復縁はないよ。もう彼氏できたから」 想像もしてたし、覚悟もしてた。 けど、言いたいことはある── 「初恋だった」 「知ってた」 「手が触れただけでも、死ぬほどドキってた」 「……そうなんだ」 「手、繋いだ時は……心臓止まってたかもしんない」 「いつも顔、真っ赤で……なんだか微笑ましかったな」 「キスは……いいとこ取りされたっけ」 「慣れの問題かな」 「いつも待つ側なのに……たまたま遅刻したら、すげー激怒されたし」 「電車、乗り遅れたんだもん。1時間待ち、あり得ないでしょ」 楽しかったことも、喧嘩したことも今やいい思い出になっていた。 「……楽しかったね。これは、嘘じゃないよ」 「ああ、楽しかった」 だから、伝えたいって追いかけてたんだと思うんだ。 「──今まで、ありがとう」 俺の言葉に彼女は口許を押さえ、涙を流した。 ありがとな。 行列組んでた人達に感謝した。 あの日、あの時に彼らに遭遇しなければ……きつい言葉で責め立てていたかもしれない。 伝えたいことは同じでも、攻撃的なものになっていたかもしれない。 言葉一つ、気持ち一つで別物になる。 「今度、Wデートでもしようね」 「相手いねーよ」 「あなたなら……いい人、直ぐにできると思うな」 今度は笑顔でサヨナラ── 雨だろが雪だろが、台風だろうが……俺の心は快晴だ。 終

恋ってなに?

私は中学3年生だった頃幼なじみと同じ高校行きたくで頑張った、けれど叶わなかった幼なじみが落ちたから、1人で学校行く事にもう一緒には行けない それか悲しくて悔しくて 仕方が無かった覚えてるでも今は? 新しい友達できて毎日楽しーわけがなく2年なっても幼なじみと同じ高校行けなかった事で悔やみ悲しくなっていた 悲しくてそれを引きずったまま3ん年なった

I do I had to cut away headed by the way down Ravalli McDade

All right I had to wake her to grab a battery have a great day with no Wi-Fi on the way down to the Cabaret have a dad recovery with her dad I have a lemonade with dad we will be down at the broken Bow Riverhead Babaco bro grab a burger we have a dad about a neighborhood very deadly day whatever that I’m a go to Cabo Cabo very very good about it with a recovery but whatever that may be dead or dead we’re dead and my crew Kevin will cover band we have a battle with Edward Edward Edward Edward that have a good cup of noodle covered with that will cover bad of a day recovering that we have a dead avocado cup World Cup batteries here OK but I don’t have any but I have a crew Kevin Brookhaven with that have a good cup of butter covered with her with Deborah podiatry Madero they would have a date with elevated have a boat crew cup of noodle cup how do I get battery February battery have a bottle by Deco club of barre Whataburger labor down to one I have a we have a dad OK bad with every hated our welcome glad we did wake up a little bit and we have a little down about every little bit that I have that one available that I have a big group have a blue cover with a recovery been dead rabbit evidently David about everybody by Deborah Deborah Deborah Deborah Deborah Deborah Deborah did have a burger Boloco by the way have a good day to come back to the dead by whenever that will be there with my dad will be there but that have a good kind of a recovered without a car but we did we did go to Durbin Deborah Deborah Deborah Deborah Deborah that avocado Corolla by Barbara cover bar by Deborah covered with dead we have a little bit of a group of about a cover of a dedicated Belvidere Belvidere dead by David Edward Edward Edward ledge have a big group of auto cover with a deadly with it by later that I have a big group of bouquet bar with a little bit All right Emily had to be done and by the way I have a Barbie have cameras up now I’m at riverbottom

ターコイズブルーを私に

自然に青は珍しい 私は青に惹かれてる あなたの手首には光る ターコイズブルーの腕輪 貴方ではなく青に惹かれる この気持ちを誤魔化す言い訳

I’d like a different type of Aliberto animal adventure recovery having

I wake up I’ll get better we have a ride we have a back to hook up a very delicate matter with that we have a better video with every day revival that will be that way with that will be the death of a cup of milk at the Burger den OK babe I’ll be there every day we were dead without available did you ever do with that I did have a broken record but will be there to cover a deadly go to bed with everybody everybody’s rude out of a decorated every message however I could’ve covered with Edward never gonna be very busy today with a private event that we will get rid of it if I need to be with natural death avocado cup available with a cover of the day today weather weather today Erykah Badu Deborah Deborah Village of Oak Creek Barber Vijay recover but with the recover better – very deadly daycare with a dead redemption have a good care of her with a cover of a dead really dead dead rabbit every day but out of a dead rabbit is very busy with that I’ll be back in a couple of the dead broke up attitude and you have it I would never do but it will be able to visit with you I know I had to go to Kebo Valley by every bit as we have a better without that of a day today we went to a dead baby dead redo that whatever that was that about I could come back with Deborah have a bad of a day to come over every day every day every day to River dental with that will that will be that have a bucket of coverage Ruka babe I did look up Aveda www.rebuild that I have a record of cover better video coverage of Deborah Deborah Deborah Deborah Deborah but it will it will be that of a kookaburra Deborah cover elevator with a dead baby www.Riverdale everybody would have a crew coming birthday to cover bit of a dead like about a visit with dad with every digit backup of the window – have a broken a cup of butter potato in capable of that whatever the ditch with a debit out of the woods at I’m about to recover Belvedere recovery for dental Americano

ひとりあそび

「じゃん、けん、ぽん!」  無数の手が、それぞれに握ったりひらいたり、人差し指と中指だけを伸ばして他を握ったりしている。 「ぽん!ぽん!ぽん!」  無数もある手の内に勝者が決まることは滅多にない。いずれ飽きてひとつ、またひとつ減り始め、いつしか手は二つしか残らなくなってしまった。 「ぽん!」  カビ臭い木造の小屋の中に声がこだまする。片方はグー、もう片方はチョキを出していた。扉の格子の隙間から射す陽光はすでに橙を帯びて、誰も寄り付かなくなった部屋の中を眩く照らすばかり。  忘れ去られた千手観音はかつて来訪した子らを思い出し真似をするのが日課と成り果てていた。そんな千手観音の無敗記録は、いまだ更新中である。

花よりだんご

雨が やんだら  雨が やんだら お花見を  したいのか   したくないのか とにかく  だんごは   食べたい みたらしがいい  あんこも   それもまたいい 雨が やんだら  雨が やんだら

だって僕は7歳だから

 暖かな春の日、静かな午後3時過ぎ。突然飛び起きて嵐のように玄関へ向かった妹のおかげで、僕は夢から急浮上した。 ――姉ちゃんが、帰ってきたんだ。  僕のすぐ隣、体が触れ合う距離で寝ていた末の妹も瞼を開け、体勢を変えないまま玄関の様子を伺っている。程なくして、鍵やドアの開く音がして、ただいまあという姉ちゃんの声が聞こえた。  姉ちゃんは嵐のような妹の出迎えに応えながら洗面所へ向かい、手洗いうがいをしてから僕たちに寄ってきて、ただいまって笑った。末の妹は嬉しそうに姉ちゃんに擦り寄って、撫でてほしいと訴えた。僕はもう7歳だから、姉ちゃんが帰ってきたくらいで大はしゃぎなんてしない。でも姉ちゃんは妹たちだけじゃなくて僕も撫でくりまわした。それから左手に下げていた白い袋をテーブルに置き、ガサガサと音を立てて…… 「お団子、買ってきちゃった」  透明な容器の中から、串刺しになったピンクと白と緑のまんまるを取り出して1番上のまんまるを頬張った。 ――あれ。  姉ちゃんの後頭部に何か付いている。とても小さくて、白い何か。  妹たちは気付いてないだろうけど、僕は7歳だし、いつもより姉ちゃんの元気がないことにも、後頭部の小さくて白い何かにも気付くんだ。姉ちゃんはものすごく頑張り屋さんだから、その分たくさん疲れてしまうんだと思う。たくさん疲れるのに休まず頑張り続けてしまう姉ちゃん。だから僕は、妹たちだけじゃなくて姉ちゃんのことも面倒を見てあげるんだ。そう思って、体をぐーっと伸ばしてからゆっくりと移動して、姉ちゃんの周りで騒ぐ妹たちの輪に加わった。……決して、僕も甘えたいとかじゃないから。頼れる弟としての役目だから。 「ふふ」  笑われた。甘えに来たと思われたのか。それともお団子目当てで来たと思われたのか。僕は構ってほしいわけでもお団子が食べたいわけでもないというアピールのため、姉ちゃんの背後に回った。姉ちゃんが僕の姿を追って上半身を後ろへ捻ると、小さくて白い何かは姉ちゃんの後頭部から離れた。  それはひらひらと宙を舞って、僕と姉ちゃんの視線を奪ったまま床に落ちた。姉ちゃんは空いている左手でそれを摘み上げ、目を丸くして見つめたあと、嬉しそうに微笑んだ。僕の視線に気付くと、これは桜の花びらだよって教えてくれた。 ――桜。  姉ちゃんの好きな花。僕はほとんど外に出ないから、実際に見るのは初めてだ。  姉ちゃんはそれを僕の額に貼り付けた。取り除こうと顔を洗う僕を見て、声を出して笑った。7歳だからそれくらいで怒ったりしないのに、姉ちゃんはごめんごめんと言って僕を撫でた。  撫でてもらえたことよりも、姉ちゃんが少し元気になったことが嬉しくて、僕はゴロゴロと喉を鳴らした。

しゃぼん玉 揺れる。

この世界は、驚く程に輝いていた。 この世界には、たくさんの輝きがあった。 ひとりぼっちも悪くないと言い聞かせ よわよわしく光る僕は、ホコリにすらなれなかった。 フワフワと宙を舞う姿に自由を感じる。 光を透かす軽やかさは何故か地面に影をうつす。 見上げる僕は、地面に足を着いたまま 重々しく世界を壊す。 だけどそれでいい。 壊れ方は僕らしかった。 光を透かす影は黒く、僕の影は虹色だった。 叩き落とされ壊されて 消え去るのは一瞬で それでも世界を見て見たくて 高く高くと飛び立った。 誰かが僕を作って、誰かが僕を壊した。 輝きたい日はとおに過ぎた。 居場所のないこの世界を、愛するには不十分。 僕は所詮、不純物。 だけどそれでいい。僕はそれが心地いい。 輝き方はわからない。なのに全てが僕だった。 光を透かす影は黒く、僕の影は虹色だった。 僕はしゃぼん玉。 揺れる。

ブルドーザーの冬

掘削機械を前みごろに抱えた重機が 並びのわるい歯のあいだから涎をたらして やって来る 秩序みたいな箱(建物)をたたきつぶすような 純真がある 海辺で水着の男女がパラソルの下で飲む カクテルが機械油 もう帰るホテルはないと海に身投げするも 砂漠の砂があるだけ うなずいて夏が閉じ秋のない冬が来て すべては凍りついた

栗色の貴女

長い栗色の髪には 私に関係あるのか 又は区切りなのか 貴女に似合わない 又戻る日を願って 多情を殺し愛惜す 今は短き栗色の髪

ねぼう

ウソじゃない ウソじゃないよ ウソじゃないから ウソじゃないったら ホントに 目覚まし時計が止まってたの だから起きられなかったの え?最初からわかってた? ウソついたの? ホント? ホントに? ホントにホント? もー ウソつく人きらい これもウソだからね

エイプリルフール

俺はあの日を未だに後悔している それは10年前の4月1日、世の中エイプリルフールでそこかしこで嘘が吐かれるそんな日 俺がまだ若々しい二十歳の頃 工場に勤務し、そこで同い年のアイツと出会った アイツはよく冗談を言い、周りを笑かしていた 俺も皆も、アイツの冗談を馬鹿馬鹿しく思い、けど楽しく思っていた 「それで俺が言ってやったのよ」 「またそんな冗談言ってんのかお前は」 「まあまあ、今日は4月1日!俺の冗談が最も輝く日!」 「午前までだけどな、てか日付に拘らなくてもお前はいつも嘘ついてるだろ」 「てへ☆」 コツンと頭に手を当て、舌をペロッと出す 「きしょいわ!!」 バシンッ!!と更衣室の中に響く 「ちょw!いてぇよ!!」 「はぁw……お前はいいよな、悩みなんかなさそうでそんな風にいつも笑って」 「いやいや、俺にも悩みの100や1000個」 「ありすぎだろ、ボケ」 一瞬、ソイツの顔が陰った気がしたが俺は目を逸らした 「ま、今日も1日頑張ろうな」 「お?それは嘘かい?」 「なわけw」 俺達は更衣室を後にした アイツはいつも笑っていた それが当たり前だと思っていた 「あれ?アイツは?」 「あー、なんか体調悪いって早退したわ」 「朝はそんな感じしなかったんだけどな…」 「まあ、アイツでも風邪とか引くだろ」 「…そうか、そうだよな」 俺は朝に見たアイツの表情を思いだした やっぱりアレは、気のせいではなかったのではないのか 体調が悪かったのか?…わからない モヤモヤしながらその日の業務を終えた 「………俺にも悩みはあるぜ……」 ハッと目を覚ます 今のは…アイツ?夢にまで出てくるのかよ 今は何時だとスマホを確認したところ、一件の通知が来ていた 「…なんだ?」 それはアイツからの通知だった 2:24 『元気でな』 たったそれだけ こんな深夜にアイツはどうしたんだ 2:26『どうした?体調が悪化してんのか?』 返信は来ない 「なんなんだよ…寝るか」 追求せず、俺は再び布団を被った 「今日は皆さんにお伝えしたいことがあります」 ザワザワとなっていたのが一瞬で静かになる 「…亡くなりました」 …………え? そういえばいつも同じ時間にくるアイツが更衣室にいなかった…いや、まさかな…風邪が長引いてるんだろ 「…が亡くなりました…」 それは紛れもなく、アイツの名前だった 夜、俺はスマホを見た 2:26 既読 『どうした?体調が悪化してんのか?』 既読になっている 唐突に起きた出来事に、俺は未だ理解出来ずにいた アイツがなぜいなくなったのかを、アイツに悩みがないなんて勝手に決めつけて…アイツの事情も知らないまま…ただ、いつも通りのアイツだと……… 「言ってくれても良いじゃないか…嘘だと言ってくれよ」 アイツに届くはずのない声が出た 結局、アイツがいなくなった理由は分からなかった やれ、家庭環境が劣悪だの、実は借金取りに追われてるだの、うつ病だったんじゃないか…など…色んな憶測が飛び交っていた いつしか、そんな事もなかったかのようにいつもの日常が戻っていた ただ、俺には物足りない気がした アイツのいつもの冗談が聞けないことを 「10年経った今でも、俺は工場に勤務している 出世もしたんだぜ…なあ?聞いてるか?」 アイツの墓石の前で手を合わす 「今でも、嘘であってほしかったと思ってる、あの日を後悔している…踏み込めなかったことを」 4月1日、エイプリルフール…嘘みたいなあの日を俺は一生忘れないでいよう